" トンネルのむこうは、不思議の町でした。"
映画館で鑑賞したので再レビュー
ジブリ作品の中でも上位に入るくらい大好きな作品なので、映画館で見れる日が来るなんて感無量…
今作の原案は柏葉幸子さんの『霧のむこうのふしぎな町』(『耳をすませば』で聖司くんも読んでた本)
不思議な町に迷い込んだ少女がそこで働くことになるという部分意外はかなり原作とは違っていて、ここまでオリジナルティを盛り込んで魅力的な作品を作ってしまう宮崎駿監督はやっぱり天才だなとしみじみ
作り込まれた世界観はもちろんですが、誰かのために動ける強さ、信頼することの大切さ、言葉の重み… 生きていく上で大切なことがたくさん詰まっているのもここまで心に刺さる理由の一つなのかなと改めて思いました
昔から何度も何度も繰り返し見てきた作品ですが、歳を重ねるごとに感じ方も変わっていって永遠に色褪せない
小さい頃は千尋が迷い込んだ不思議な世界に一緒になってハラハラしたりドキドキしたりしていたけど、この歳になって改めて見返すともう戻れない夏の日を思い出して涙が零れそうになる
きっとこれからも見る度に違った感情を抱くのだろうなと思うととても楽しみだし、折に触れて見返していきたい大好きな作品です
「 一度あったことは忘れないものさ。思い出せないだけで。」