予告を見たときは、あのタイミングもあって、あんまり…ではあったけど、とりあえず先行やってるし観てみるか…。程度の期待だったのですが、これはすごかった。これが、ディズニーではなく、コロンビアから出てきたことがなかなか意義があるのでは…と思う。ストーリーは、キングピンがスパイダーマン（ピーターパーカー、声はクリスパイン、金髪）を殺して、時空を歪め、死んだ妻子を取り戻そうとするところから、いろんな時代のスパイダーマンが集まってくるというやつ。マイルスの成長譚としての面白さもあったけれども、皆が一丸となって戦うところの高揚感が最高だった。何度も泣きそうになる。表現としては、この手があったか！という、コミックとアニメーションの融合、3Dをうまく使った版ズレ感の表現（これが奥行きも表現してる）めくるめく色彩、印刷を想起するドット感、どれを取っても新鮮だった。スパイダーセンスの描き方も良い（ピリピリ）マイルスの描くグラフィティとそれを活かしたスーツも良かったね。
クリスパイン、結構序盤に脱落なんですが、パインちゃんファンは最後まで気を抜かないで笑！
字幕翻訳／佐藤恵子
スクリーン11 IMAXシアター J列
