同時期にこんなに面白そうな映画をポンポン出されても困ります。
配給会社たちはもう少し協力して順番にいい映画を公開していただきたい。
とにかく素晴らしい映画です。
ただただ純粋に面白い映画。
頭脳明晰ながら転校した学校に未だ馴染めないマイルスモラレスは上手く行かない学校生活や父親との関係を遮断するように、叔父と会い、自分を表現するグラフィティに励んでいた。次の日から彼の体に異変が起き、ついに彼はスパイディの運命を背負うことになった。
親愛なる隣人スパイダーマンことピーターパーカーに助けを求めるが、
別次元との扉の解放を企むキングピンの凶弾に倒れてしまう。
再び別次元を呼び込もうとするキングピンを倒すため、別次元のスパイダーマンとともに立ち向かう。
計７名のスパイダーマンが主に登場するが、
主役はあくまでマイルスモラレスの演じるスパイダーマンであり、彼の成長譚であることでストーリー上はスマートであり、２時間超の映画でありながら余裕で見ていられる作品である。
それぞれのスパイダーマンの登場シーンや戦闘シーンではそれぞれの世界観に合わせたアニメーションが採用されており、かつ、全体的にアメコミ調のコマ送りとなっているのでヌルヌルした動きがかえって斬新。
滑らかなCGよりもかえって躍動感を感じるような動きを見せてくれます。
大いなる力には大いなる責任が伴う。
親愛なる隣人としての覚悟をするまでの話であり、
新しいスパイダーマンの紹介映画として
多くの人にとって唯一無二のキャラクターになっただろうし、
アニメーションのスパイダーマンシリーズが続いて行ってほしい。
ピーターパーカーとの別れのシーンは
ちょっと涙腺やばかった。
どこで感動してんだって話ですが、
この次元を自分で守っていくことを自らの手で決める瞬間であり、
あのBパーカーもかっこよく見えるという。。。
声優の力もあるかもしれません。
今回は吹き替えがかなりおすすめ。
ゲスト声優皆無というのが
今時、作品の力を信じていて凄い嬉しい。
２Dは失敗したかな。。。
是非IMAXでどうぞ。
