このレビューはネタバレを含みます
こ、これは、、、!
凄いものを見た!!
今まで見たアニメ映画の中で、一番すごい映像表現かもしれない。
何が凄いって、6人のスパイダーマンが全員個性的なのはもちろんだが、それぞれの絵のタッチまでバラバラなのだ。
ある者は繊細な3D。
ある者はド平面のモノクロタッチ。
そして、萌え系、ロボット、ギャグマンガと、もうやりたい放題。
そんなごちゃ混ぜの世界観で作り上げるバトルシーンは、斬新な迫力に満ちており、興奮して何度か意味もなく顔がニヤけてしまった笑。
一方で、スパイダーマンのエッセンスもばっちりだ。
肉親とのすれ違い。
誤解から生まれる憎しみ。
そして、悲しみを糧に覚醒するスパイダーパワー!爽快なスパイダーアクション!
製作陣のスパイダーマンへの愛が、十分に伝わってくる。
本当はスタンディングオベーションをしたかったが、恥ずかしかったので心の中でした。
くそぅ。
私にも勇気を分けてくれ!
スパイダーマン!
公開:2018年(米)
監督:ボブ・ペルシケッティ、ピーター・ラムジー、ロドニー・ロスマン
受賞:米アカデミー賞長編アニメ映画賞、ゴールデングローブ賞アニメ映画賞、英アカデミー賞アニメ映画賞ほか。