久々に、素直に喜べるスパイダーマンの映画を作ってもらえた！ありがとう！スタンも出てきて申し分なし。
VENOMの最後の予告編、わざと期待値下げてた？あれを観た感じでは、わりと近年のアーティストが描いた細いアウトライン、水彩画みたいな色彩の世界で少年スパイディがWow Wow言ってるだけかと思い、スルーすべきかなと思っていた。
しかし、親愛なるFilmarksの皆様の好評価。スパイディ好きとして、行くべきなんじゃないか。ダメならダメで、ちゃんと自分なりに評価すべきなんじゃないか。変な使命感で、女王陛下のお気に入り の直後に観賞。
本当に、観て良かった。終わってほしくないと思った。IMAX 3Dを生かして構築されたアメコミらしい世界観、そのポップな色彩とアニメーション、カメラワークに心打たれる。自然と高まってしまう音楽も良かった。
そして何より、スパイディがスパイディとして魅力的だった。全員が(ただしロボットと豚は存在は謎w)。やっぱり常にウィットに富んでいて、けっこうピンチになっても立ち上がって、たまに名言が出てくるスパイダーマンの世界が好きです。
新スパイディのマイルズ・モラレスは、不安に押し潰されそうになりながらも、苦悩をバネに覚醒！かっこよかった。やっぱりスパイディはアイアンマンの弟子の小僧なんかに収まらないでほしい！(もちろん、皆と仲良くはしてください。)
やたらシブいノワールの兄貴はニコラス・ケイジだし、大人の色気あふれるアーロン叔父さんは、なんとマハーシャラ・アリ！グリーンブックで堪能したばかりのコクのある声が、男が惚れるアーロン叔父貴の魅力を瞬時に放つ。ヴィランも脇役も素晴らしかった。あれ、そういやスカーレットスパイダーマンは出てこなかったなw。
何年かぶりに映画のパンフレットを買ったし、たぶんBluerayも買っちゃう。
久々に、海外で買ったスパイダーマンのゲーム「Shattered Dimensions」を引っ張り出してプレイしようかな。ノワールいるし。
この調子で、スパイダーマンのクラシックなストーリーもアニメ映画化してくれないかなぁ。スパイディとヴェノムとが共闘してカーネイジと闘う話とか。
とにかく、良い映画だった。Filmarksやってて良かったw。
