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スパイダーマン:スパイダーバースのkoyaのレビュー・感想・評価

4.0
スパイダーマンはスーパーマンと同じくらい私の中ではメジャーなキャラクターです。
最初のサム・ライミ監督、トビー・マグワイア主演は2002年だったのですね。あの映画は、漫画をひたすら実写にする、ということに懸命な映画で私はあの飛翔感が好きでした。

しかし、それから色々と作られて、コミック原作をアニメとして最新技術を使いながらも、アメコミ感を出すという新手法がとても面白かったですね。

地元では日本語吹替え版しかなかったのですが、漫画、コミック感をとても大事にしているから台詞が吹き出しになったり、効果音(BOOMとか)一瞬文字でちらっと出てきたりします。

効果音が文字になって画面にさっとでるとそれはもうネイティブにはかなわないわけで、吹替え版はかなり苦戦してましたね。
でも、私は吹替え版で良かったと思います。
字幕版だとわちゃわちゃしてしまいそうだからです。

でも、アニメの技術、わざとレトロ感を出しつつ最新技術って凝ってますね。アニメならではの自由自在なカメラワーク(何でもあり)が良かったです。

主人公がなかなかスパイダーマンとしての活躍ができないあたり、たくさんのスパイダーマンが形を変えて出てくるあたり楽しかったです。
娯楽作とはいえ、手を抜かず、お金かけてここまでやれば見事です。
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