スパイダーマンの本質、存在意義を再確認する。
スタンリーが創り上げた初代スパイダーマンから続いている、絶対に立ち上がり、立ち向かう、親愛なる隣人というスパイダーマン像が強く描かれている。
MCUと関係ない、全く新しい作品だからこそ、そのスパイダーマンの本質を深く掘り下げて描くことが出来ているのだろう。僕はMCUという世界観に夢中で、この本質を忘れかけていた。
もちろんアニメーションは期待通りで非常に楽しかった。アニメでしかできない奇想天外なカメラワークはもちろん、アメコミのような演出も、全てに違和感が無かった。
あと、吹き替えで観て正解。プロの声優ばかりで、セリフがすんなり頭に入って、映像や物語に集中できる。
スパイダーマンの核心をついた革新的な映画だった。
