ラチェットラクーン

スパイダーマン:スパイダーバースのラチェットラクーンのレビュー・感想・評価

4.1
王道でめっちゃ革新的な映画

まずアニメーションが素晴らしい。手書きとCGを混ぜており、コマのように区画したり、ふきだしや文字を入れたことによってかなりアメコミっぽいタッチに仕上がってました。動くアメコミって感じです。ホントに究極のアニメ体験でした。今年、いや、ここ数年で最も楽しい映画体験でした。初めて観た時は冒頭3分間で目から汗がでました。

スパイダーマンの歴史や黒歴史、テンプレ化したありがちな展開を皮肉ってギャグってたのは最高でした。ギャグは基本的に面白かったですが自己紹介ネタは若干くどかったです。

キャラは全体的に良かった。
主人公マイルスは共感を持ちやすかったし、ピーターBはくたくたなオッチャンって感じが面白かったです。グウェンは可愛いけど同時に孤独で責任感があってかっこいいです。ペニー、ハム、ノワールはキャラとしての必要性はあまり感じなかったけどみんな面白くて好きにはなれました。

声優陣の演技はかなり良く合ってないなと思った人は1人もいませんでした。

ストーリーはまあ何度も見たようなザ・スパイダーマンな感じですが、王道なのを皮肉ってる感じが良かったです。ただ独創性は欠けるかなと思います。

あと映画全体ペースは良かったですがラストは若干間延びしたなと思いました。くどかったです。

サム・ライミ版とマーク・ウェブ版とジョン・ワッツ版の良いところを上手くブレンドさせて、また新鮮なスパイダーマン映画ができたなって思います。

最も楽しいスパイダーマン映画