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スパイダーマン:スパイダーバースのペインのレビュー・感想・評価

4.5
“すべては思春期のせいさ”

いや~面白かったけど酔いましたね~これは。

観終わってその情報量の多さ然り疲労感が…(といいつつ字幕&吹き替えで2回立て続けに観ましたが笑)。なのでアニメーションとしては動体視力が今の100倍はないとキツいです(笑)

とはいえ傑作「LEGO ムービー」の今ノリにノッているフィル・ロード&クリストファー・ミラーのコンビが製作を努めてるとあらば映画ファンは期待せざるを得ないでしょう。

スパイダーマンも良いけど、私はスパイダーウーマンの魅力にガツンとヤられてしまいましたね。あの髪をごっそり切り落とされた後のあの感じ…超ツボ(笑)

最初は正直、アニメでスパイダーマン?なんて思ってはいたものの、コミックをまさに実際に“パラパラとめくっていく感じ”というか、そういうのを見事に再現できていた点は本当に素晴らしかったですね。ある種、スパイダーマン映画の理想的な1つの答えな気がします。

ただ特に前半部の最高にごきげんなヒップホップチューンに乗せた何気ない日常描写のシーンが突出して素晴らしかっただけに、後半部は様々なキャラが登場して話がどんどん大きくなってアクション重視になっていったぶん散漫な印象も受けました。
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