スパイダーマン:スパイダーバースの作品情報・感想・評価・動画配信

スパイダーマン:スパイダーバース2018年製作の映画)

Spider-Man: Into The Spider-Verse

上映日:2019年03月08日

製作国:

上映時間:117分

4.3

あらすじ

「スパイダーマン:スパイダーバース」に投稿された感想・評価

うらん

うらんの感想・評価

4.5
漫画調お洒落だった
やっと映画にフィスクでてきたぜ
NR

NRの感想・評価

4.3
力を使いこなせず見ていてもどかしかった主人公が覚醒して、ニューヨークのビル群をピュンピュン飛び回るカタルシスが堪らない!これぞスパイダーマン!

アメコミがそのまま動き出したかのような凄まじいアニメーションだった
『スパイダーマン』は世界で最も人気のあるヒーロー。だからこそ、スパイダーマンはこれまで様々な媒体でシリーズ化されてきました。それぞれにスパイダーマンの物語があります。
そんな実際のスパイダーマンの複数世界を表すかのように、異次元世界に生きる各種スパイダーマンが一つの世界に集合したスパイダーマン大集結アニメです。
スパイダーバースの「バース」は「Birth」だと思ってましたが、「マーベル・シネマティック・ユニバース」と同じ「Verse」でしたか。

ユニークだったのが、様々なカラーで描かれる多種多様なスパイダーマンたちが一つのアニメにそのままのテイストで描かれること。アニメならではの挑戦です。
モノクロ調のスパイダーがいれば、日本のアニメタッチのような女子高生スパイダーもいるし、豚がスパイダーマンのコスプレをしたキャラクター物のスパイダーもいる。スパイダーマンシリーズでお馴染みのグウェンもスパイダーグウェンになって闘います。スパイダーマン祭りです。

本作の主人公マイルスは他のスパイダーマン同様に蜘蛛に噛まれて特殊な力を手にしますが、その力を存分に発揮させることができません。その間に目の前で皆のヒーロー、スパイダーマンが敵に殺されてしまうのです。
異次元から現れた様々なスパイダーたちのエールを受けて、そしてシリーズのお約束でもある家族や大切な人の死を乗り越えて、マイルスは新生スパイダーマンとして闘う覚悟を固めていくのです。
あ、そっか。やっぱり「Birth」とも掛かってるんじゃないかな……。

疾走感を出しつつ、コミックの雰囲気を保ったままのアニメーションがカラフルで素敵でした。さすがアカデミー賞受賞作。
IT坊や

IT坊やの感想・評価

3.3

このレビューはネタバレを含みます

本格アニメーション。
白黒、萌えアニメ、キッズ向けアニメ…多様なキャラが1つの画面に同居した、見事な映像表現でした…!こんなの見たことない!!

ストーリーも、ピーターパーカーの死から始まる成長譚というかなり特殊な設定。Bパーカーを始めキャラが魅力的だし、コミックを意識した演出も好きでした。
「親しい者を失う」というヒーローの境遇、そして孤独を、スパイダーマン同士だからこそ共有できたのも良いですよね…。

ただ、コミックの設定を知らないので「定番ネタ」みたいなのは分からないし、糸を出すのに道具が必要なの?とか、少し混乱してしまうところもありました。

また、評価がめちゃくちゃ良かったので、正直ハードルを上げすぎた感はあります…笑。
設定は凝ってるけど、ストーリーに関しては基本王道というか、良くも悪くも万人受けする感じですかね?

とはいえ、これまで見たことのないものを見せてもらったという感動はやっぱり凄い!これからのアニメーションに期待です!!
なもか

なもかの感想・評価

4.6

このレビューはネタバレを含みます

よくできた映画
マイルズの成長具合もわかるし、いろんなバースからきたスパイダーマンも可愛いし、マイルズの先輩感すごいあってほのぼのする
かと思えば悲しいシーンも入るし情緒が大変
映像もおしゃれでかっこいいように仕上げられてて実写じゃできない部分をしっかりできていてよかった
co

coの感想・評価

4.5
スパイダーマンの良さが詰まった素晴らしい作品

映像も音楽も最高でマイルスの履いているAJ1もカッコよかった

来年のスパイダーマンで実写版の3人の共演を実現してほしい
エイト

エイトの感想・評価

4.2

このレビューはネタバレを含みます

アメリカアニメーションの本気を見た。

「Spider-Verse」というタイトルの通り、様々な「次元」(厳密には違うと思うが)のスパイダーマンが集まり、ユニバースとして戦う。本作で行われていることは、同じMARVELの『アベンジャーズ』に似て非なるものだ。『アベンジャーズ』は様々な作品が我々の世界に存在し、視聴者はそれを全部網羅して見ることでより『アベンジャーズ』の世界観や設定への理解を深めるが、本作はその行為を既に内包している。1つの作品に触れただけでは「世界の全体像」を把握できない『アベンジャーズ』は、ある意味で我々が存在している世界の複雑さを表象している。その反面、『スパイダーバース』はその複雑な世界を既にパッケージされているのだ。

そうした複雑さは、キャラクターのグラフィックにも現れている。ペニー・パーカーやピーター・ポーカーのグラフィックは、マイルスの世界グラフィックを背景としながらも、なお自身のグラフィックを保つ。その他にも、映像の細かな所に注目すると、丸い粒のようなざらつき(恐らくコミック表現における点描のようなもの)や、スプレーがカメラにかかったり、フキダシが現れたりコマ割りがされていたり、漫画的な表現が多く見られる。美術手帖の記事では、こうしたある一定のビート(映像)の上に、異なる速度のビート(映像)をいくつか載せ、更にそのリズムにあわせて足を高速に動かしてダンスを踊る、ジューク/フットワークという音楽のジャンルと構造が似ていると指摘されていた。こうしたリズムの組み合わせは複雑化を招くが、こうした重ね合わせのリズムを単一のリズムとして生成していくのが本作だ。分裂を分裂のまま、複雑に絡み合わせ、統一させていく様をスタイリッシュに描く。映像は、まさにカッコいい。(ビルから落ちていく様はMVのようだし、フレーム数を減らしてカクカク動かすのも味わいがあった)

さらに言えば、本作の物語的なテーマに「靴」がある。グウェンやノワールは独特の靴を履いて戦うし、マイルスもNIKEのエアジョーダン1を履く(ラストで、脱ぐのかよ!と思ったが)。度々靴ひもがほどけてるよと指摘されていたマイルスは敢えて結ばない。それ故に紐を踏んで転ぶ。その紐を結び、スーツを来てビルの壁をスニーカーで駆けていく様はストリートカルチャーを思い出させる。思えば、マイルスの趣味はスローアップだった訳だが、彼らはキャンパスを自分で用意することは出来ない。元からあるテクスチャの上に自らのイメージを載せる。これは先程指摘したような、本作のグラフィックと相似している。

本作はスパイダーマンの顔であった「ピーター・パーカー」を殺す。それはストリートカルチャーとして既存のスパイダーマン概念を蹴り壊していくし、上塗りしていくことだ。だが、スパイダーマンの系譜は続いていく。車での会話や、クラスで浮いていた少年が「親愛なる隣人」となる過程がそれを示している。それをスタイリッシュかつ、複雑に行うのが本作だ。ヒスパニック系という属性の主人公がそれを行っていく点は、まさにユニバーサルな世界を暗に示している。
本作は、2010年代後期の作品として優れた作品の1つであり、日本とは異なる手法でここまで記述してきたことをやってのけた。まさに本気だ。こうした作品に出会えることはそうそうないし、個人の想像力で太刀打ちできるか分からない、そういう「次元」にまで本作は到達しているかもしれない。
音楽と色彩の洪水
王道な展開、スカッとするいい映画。
誰もがみんなヒーローなんだな
あとスパイダーウーマンがめちゃくちゃ好み
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