『ジャンプアニメ映画のさらに向こうへ！プルスウルトラ!!』
週刊少年ジャンプで連載中の「僕のヒーローアカデミア」
ＴＶアニメも絶賛放送中の作品。
制作は「カウボーイビバップ」「鋼の錬金術師」「エウレカセブン」などで
知られるボンズがＴＶアニメに引き続き制作。
近年は日本のアニメ映画も盛んに公開されるようになったが、以前は劇場アニメは儲けが出ないと言われていた（一時、ジブリなどは除く）
そんな中でも定期的に劇場アニメを制作してきたボンズがジャンプマンガを劇場アニメとして制作。
そして、原作者の堀越耕平先生が総監修、キャラ原案として参加。
（正直、このやり方にも一言、二言あるが…）
最初はジャンプ映画やし。お布施感覚で行くやで…って感覚だったのに。ホントにスンマセン。メッチャ良かった！土下座して謝って3回観ました。
うん。王道少年ヒーロー映画として凄く良い。こういうシンプルにやってるのって少ないんだよね。MCUはそもそも暗く少し大人向きなDCのカウンターとして始まったのに最近は社会派を織り交ぜてるのがあるし。その上でエンタメさせてるからイイのはイイだけど。
そうした細かいこと抜きにシンプルにカッコよさみたいなモノやヒーローとは？という部分を描けていたのが凄く好感持てた。
ゲスト声優に起用されてる志田未来・生瀬勝久がメッチャ良くて世界観にマッチしてたのは良かった。
冒頭のヤングオールマイトのシーンからテンション上がって。中盤までは世界観の説明など登場人物の紹介という形もあって少しダレる部分はあるし。ちょっと何でもないシーンの作画がオイオイというクオリティがあった。でも、アクションの作画は流石のボンズだし。ほぼ1年通してヒロアカのTVアニメを並行で制作してるので致し方ない。
MCU的でもあるし。高層ビルを舞台にテロリストが占拠するってのはダイハード的でもあるし。そうした王道を突っ切る作品。
原作では実現したくとも出来なかったエピソードがここにある。
シンプルにカッコイイを目指したような少年漫画的な映画って何か久しぶりな気がする。
動画レビューはコチラ。
https://youtu.be/T8bUSWcD4ik
