かがくのちからってすげー！ポケモンに無関心な人が適当に作ってたらどうしようと不安だったので、思ってたより愛情深い丁寧な作りに感心しました。リザードン＜ピカチュウ・ギャラドスとか、基本的なことだけどタイプ相性もちゃんと考慮されてたし、コダックのストレス爆発や、カラカラがお母さんの骨を被っている孤児など、初期の公式設定がちゃんと生かされていて、うなずきながら鑑賞しました。そして何といっても、ポケモン世代のバイブスを爆上げしてくれたのがエンディングのスライドショーです。あれは気分が上がります。なんというか、久々に「おおお！」ってなりました。
はじめは下ネタを話すピカチュウに嫌悪感がありましたが、ラストの種明かしでホッとしました。やっぱりピカチュウは可愛くなくちゃ嫌です。でもこの作品で群を抜いて可愛らしかったのはコダックです。今作品の登場ポケモンはどうしても初代に偏りがちでしたが、今作ってたら近年のポッチャマブームに乗っかってポッチャマ推してくんだろうなと思います。
