「最近日本原作物のハリウッド映画多くなーい?」
「たくさんあるよねー」
「なんだっけなー。渡辺謙いない?」
「だいたいいるけどねー、笑」
「あーたしかにー、笑」
「あとさーポケモンの声がおっさんのやつ」
「それさー名探偵ピカチュウじゃない?」
「なんか新しいやつあるよね」
「調べてみる?」
「Google 『ピカチュウ おっさんの声のやつ』」
「そのまんまじゃーん、笑」
「竹内涼真が吹き替えだってー。てかさー、竹内涼真かっこよくない?」
「吹き替えで観ると映画オタクは怒るらしいよ」
「いーじゃん吹き替えで、笑」
って、よくねーよ!!!
悟空の声が野沢雅子さんじゃなくて、知らんおっさんが英語喋り出したら嫌だろ!?サザエさんの声が加藤みどりさんじゃなくて、知らんおばさんがスペイン語喋り出したら嫌だろ!?
アイアンマンのダウニーがひろしの声だったら…いや、これは結構あり。アナ雪の神田沙也加ちゃんは…うん、めちゃめちゃ良かったよね!
というわけでライアンレイノルズの声を目当てに観に行ってきました。
ポケモンのことは何も知らないので、知ってるのもピカチュウくらい。あとはフリーザ様みたいなミュウツーはCMで見たことある。上原亜衣がフシギダネに似てる、くらいの知識しかないのにめちゃめちゃ楽しめた。
これゲームボーイからやってる人、ポケモンGOやってる人、原作が好きな人、アニメをずっと見てる人にとってはたまらない映画だと思う。きっとたくさんイースターエッグ的な仕掛けがあったのでしょう。気付くことができない悔しさ!
この作品に限ってはメタ的に面白いのが、字幕で観ても、吹き替えで観ても、どちらでも愉快な展開が最初と最後に仕掛けられている。まるで字幕吹き替え戦争なんてどっちでもいいんだよ。どっちでも面白いじゃん、って言ってるみたいに。
そしてエンドロール後まで席を立たない方がいいと思います。きっとあの映像はポケモンファンにはたまらないはず。
ところで冒頭の友人の人はデップーのあの人ですよね!?デップー3で絶対いじる展開が出てくるはず!