莲

志乃ちゃんは自分の名前が言えないの莲のレビュー・感想・評価

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今では発音も人並みにできるようになったが、発音が上手く出来なかった頃が自分にもあった
上手く話せないことに他人からどう思われているかと想像することの恐怖、そしてその恐怖に怯え、人前で話すこと自体が嫌いになり、人と関わることが嫌になっていった
今では発音も人並みにできるようになったが
志乃の姿を見て、昔の自分と重ねてしまい辛い時があった。昔なら途中で観ることをやめていたと思う
そのくらいには解像度の高い作品だと思う。吃音症ではない自分でこれなのだから吃音症の人が見るともっと辛いのだと思う
でも観て欲しい
そして、吃音症というものがもっと、世間に認知され理解されることを願う
各々が自分の中にコンプレックスを抱いていて、それをどうにか克服しようと苦労している
克服の為に、何か行動を起こしたところで克服出来るかはわからないが、何か行動を起こさなければ一生、克服する事は出来ない
莲