Charleston0519

志乃ちゃんは自分の名前が言えないのCharleston0519のレビュー・感想・評価

4.0
普段から蒔田彩珠が好きでちょっとでも出ている映画でも見に行くくらいなので、主演となればもう舞台挨拶から行くしかないと、足を運んだ。

本編の前の舞台挨拶で感じたのは、蒔田彩珠笑うなぁ…だった。
普段からクールな役が多いせいか、あまり笑顔のイメージがないが、この映画が本当に楽しかったのか、笑顔が多くて映画への期待が増した。

本編は、上手く周りに馴染めない3人の高校生が登場する。

特に南沙良と蒔田彩珠がメイン。南沙良さんは初めて演技を見させていただいたが、吃音症の女子高生という難しい役柄を完璧にこなしていて、涙を誘う。彼女の泣く演技はなかなか見られない全力の泣きだった。素晴らしい。

蒔田彩珠は文句無しに最高だった。いつものクールな演技と笑顔が入り交じる映画は初めてな気がする笑 舞台挨拶と同じ笑顔がそこにあったのは感動した。1番印象に残ったのは、2人の短所を克服することを(吃音を短所と言っていいのか疑問だが)「チョロくないか」と言って切り替わるシーン。彼女のクールさが招いた言葉のミスを、引きの画で考え直す。本作で重要なポイントだった。

萩原利久の表情もよかった。久々に目で演技する俳優を見つけた気がする。

思ったほど泣けはしなかったが、十分に感動する内容で、似たような生徒がクラスにいる学生は是非見てほしい。

それぞれが、何を思って生活しているのか。色々と難しい高校生の時間を全力で演技していた。

渡辺哲もセリフがないがいい役どころ。蒼波純はもう少し登場して欲しかったなぁ…

1点マイナスなのは、映像について。
光の加減が何を表現していたのか分からなかった。
全体的に明るい画が多い。周りの生徒も以上に明るい。それは主人公との対比なのだろうが、たまーに普通に暗くなるシーンがある。2方向がガラス張りの教室だったからか、無理やり明度をあげた感じもして、少し見づらかった。

また、ローアングルショットがまた多い。世界はもっと広い。外に出よう!というイメージを抱いたが、正しいか。

エンディングが、リアルでこれも面白い。

原作は読んでいませんが、ぜひ読みたくなる1作でした。