冒頭の、背中が近づいてくるシーン。その辺のホラーより、よっぽど怖かったです。
それ以外にも、「吃音」というテーマを通して、
学校における人間関係・コミュニケーションの歪さ、そしてそれに恐怖を感じる人の心情を、
これでもかというくらい、丁寧かつ生々しく描いています。
そして、個人的に"ポスト広瀬すず"枠の有力候補だと思っている、蒔田彩珠ちゃんの良さがうまく出ていました。
世の中の眼に映るもの全てを憎んでいるかのような瞳、魅力的ですね。
たぶん3.7点くらいの映画だったんですけど、過去のトラウマとか色々思い出してしまって。
リアルすぎます。あぁ、怖かった。