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志乃ちゃんは自分の名前が言えないのERIのレビュー・感想・評価

3.6
原作は漫画なんだね。知らなかった。Twitterと予告だけで観たくなって劇場へ。口コミって大事だよね。

さて本作。光の描写がよかったなぁ。吃音で人前では上手く話せない志乃ちゃんと、クールでロックが好きだけど歌が上手く歌えない佳代ちゃんの2人の高校生活を描く。

全部で4回泣く。志乃ちゃんが佳代ちゃんの歌を笑ってしまってカラオケの前で謝るシーンと、二人で外に飛び出した夏期講習?橋の上でうたう二人に。ミッシェルの「世界の終わり」のコピーのくだりは胸がキュンてなる。この辺りのシーンが一番よかった。恋よりもずっとずっと大切な初めての友達。女の子のあのわかり合う感じ、くる。

佳代ちゃんが志乃ちゃんの家に会いに行くシーン。そして、魔法を一人で歌った学祭のバンドコンテスト。二人ともみずみずしくて良かった。

志乃ちゃんも佳代ちゃんも、菊池も。居場所を探していたんだなぁ。
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