guerrillahamham

志乃ちゃんは自分の名前が言えないのguerrillahamhamのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

コンプレックスが心と頭の大部分を占め、自分とは何で、自分はどうしてたらこれを背負って生きていくのかをもがく高校生。
次第になぜ背負わなければいけないのか、そんな葛藤と友情や変化のタイミングでいつも自己嫌悪から逃げてしまいます。
傷つきたくないから逃げて逃げて逃げて怖くて怖くて怖くて
けどそんな自分を変えてくれたのは加代でした。校舎裏で閉じこもるしのにたいして体育館でたたかっているかよ。けれどかよも自分のコンプレックスとたたかって変わりつつある姿で戦っていました。
そんなかよの歌に応えるようにしのが叫びます。
言葉があふれます。
自分を受け入れて弱さを弱さとして生きていく決意。

ラストはそれぞれのアイデンティティが見えて、乗り越えた像だと思います。
guerrillahamham

guerrillahamham