【エルム街の悪夢】の様な印象も受ける本作品。
(寝るという行為が水に入るに変わり、幻想の中でモンスターに襲われる系の話)
しかし肝心のセバスチャン・ドナーに見所が無いのが減点なところ。
溺死させるというコンセプトも、それほど残酷では無く、薄い。
薄暗い中の容姿も緊迫感を煽ることなく残念。
主人公の水恐怖症設定は解るが、雨だから友人の結婚式にも行かないというのは如何なものか。
じゃあ、洗顔や風呂はどうするのって突っ込みたくなる。
【エルム街の悪夢】の眠ってしまうと襲われるので眠っちゃいけない→精神的にも肉体的にも病んでいく。というコンセプトは大いに魅力的で飲み込まれていくが、本作の水に入ると…ってのは少々こじつけがありましたね。
タイトルに惹かれて観賞したものの、残念な感想しか浮かばなかった本作品。
オススメ度低しです。