アニマルズ 愛のケダモノのanguishのレビュー・感想・評価

1986年にオーストラリアで起きた夫婦による連続強姦殺人事件「バーニー事件」に基く

☆最初に1つの事件を映し出し夫婦が手馴れている様子が伺え、二人の距離感がわかる様に丁寧に描写されていました。ジョンは内弁慶、エヴリンは典型的な男に依存。そして両親が別居している17歳のヴィッキーは母に対して強い嫌悪感を抱いていた。ドキュメンタリーな雰囲気で進行していく。辛い場面はフレーム外だが、ル○は…エヴリンの子育てに結び付くのだろう。二人の性格が分かれば流れはひとつに絞られていく、これはふたりの母親の物語。