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VIKING バイキング 誇り高き戦士たちのFyohkoのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます


『VIKING バイキング
     誇り高き戦士たち』

2019年公開のロシア映画


9世紀後半
リューリク一族率いる
バイキング軍団が
キエフを制圧

10世紀後半
当時のキエフ大公が死去

広大な領地は3分割され
3人の息子が
それぞれ統治するコトに

一番条件の良い土地を受け継いだ
長男ヤロポルクを妬んで

敵国と手を組み
次男オレーグが策略を練るが
失敗し、命を落とす

オレーグの側近スヴェネルドは
三男ウラジミールに仕え
再度ヤロポルク暗殺を
目論み成功するも

庶子だったウラジミールを
民衆はなかなか
受け入れようとしない

そんな中
突然現れたローマ軍から
ケルソン攻略という
現実性のない依頼を受ける

天の恵みを得て
不可能と思われていた
ケルソン攻略を達成し

ローマ帝国の
信頼を勝ち得た
ウラジミールだったが

多大な報酬よりも
欲しかった
神の許しを得たコトで
心の安らぎを得る


という
キエフ公国で
キリスト教を国教にした
ウラジミール一世の話



優秀だった父の血を引く
2人の兄と異なり

唯一平和主義者だった
ウラジミールは

戦いを好まず
対話による解決を望むも

周囲がそれを
許さないという時代に

さぞ違和感を
感じていたのだろう

ヤロポルクの妻の
洗礼名に拘ったのも
納得ができる

ローマ帝国との関わりで
キリスト教に出逢えたコトで
救われたウラジミール


欧州の宗教観について
理屈としては
少し理解してるつもりだったが

イマイチ
ピンとこない部分があって
モヤモヤしてた


が、ここ最近
戦争映画を纏めて
鑑賞しているせいか

なんとなく何か
掴めそうな気がしてきたかも
.



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