このレビューはネタバレを含みます
原作未読。
すごく意地悪な言い方をすると。
ものすごい何かがある。
そのすごい何かを見た者は全て感動する。
そのすごい何かを実際に見ずに批判していた人はそれをちゃんと見れば感動する。
そのすごい何かを作る人は報道を許さない。
そのすごい何かを作る人は世の中の道理やルールを破って時には暴力も厭わない。
(少なくともこの作品内で暴力をふるってもその報復を受けることはほぼない。)
厄介な宗教みたい。
なによりも悪質宗教感を強めているのはこの映画の中でその「ものすごい何か」が空洞で空っぽなとこ。
空っぽだから仕方ないんだけどよくもまああんなに出てくる小説の感想を全部抽象的に出せるもんだ。
この映画がというよりもそもそもこのストーリー自体どうかと思う。
あと冒頭の原稿に固定されたショット(?)どうやって撮ってんのかわかんないけどダサい。
駄作。
がしかしアヤカウィルソンちゃんにビンタされたい。