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響 -HIBIKI-のmakoのレビュー・感想・評価

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)
3.9
《2018#196》
観る予定ではなかったけど評価がまずまず良かったので鑑賞しました。 
原作未読。

響のキャラクターが個性的でハマってました。 
その響を演じた平手友梨奈ですが欅坂46のメンバーなんですね。あまり音楽事情に詳しくないので、欅坂46は知ってて何曲か歌も知ってますがそれくらいの知識しかありません。 
この映画では響を上手く演じていたと思います。 
トリッキーな感じやあまり表情を出さない感じ、はにかんだ笑みなど等身大で演じていました。 

他の俳優さん達もそれぞれハマっていました。 
特に印象に残ったのは小栗旬。すごく良かった。 
感情を表に出さず内に秘め、でも静かな炎を燃やしてる感じがしました。 

響の暴力的な行動は頂けませんが、おかしいと思った事は歯にきぬ着せず言う姿は爽快でした。 
そしてその言動により周りの人たちに影響を与えていく様も良かった。 

劇中に出る響きが執筆した「お伽の庭」を読みたくなった。誰からも絶賛され天才的だと言わしめる小説、どんな小説なんだろうと興味を持ちました。 

あと、「読みもしないで批評すな」、みたいな台詞がありますがその通りと思いながら観ました。
映画でもそうですがタイトルや予告だけで判断して批評する人は大嫌いです。
批評していいのは観た人だけだと思います。

アヤカ•ウィルソンは『パコと魔法の絵本』に出てた子だったんですね。こんなに大きく、可愛くなってたんですね。好演してました。 

響の同級生役で出てた男子生徒は誰かなと思ってたら板垣瑞生君だったんだ。NHKのドラマ「精霊の守り人」のチャグム王子だ!全然気づかなかった^_^; 

結構引き込まれ、面白かったです。 


劇場鑑賞 #95/2018
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