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響 -HIBIKI-のすずのレビュー・感想・評価

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)
4.0
ぶれない、危ない、侮れない

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原作未読

【ぶれない】
響の一言一言は至極真っ当で言われた側はハッとするし、時にはムカッとする。だけど、言い返せるだけの答えが見つからない。それだけ核心を突いていてぶれないんだよねー過去の栄光にすがる小説家に言ったこと、あれ本人グサッときただろーなー(笑)スクープ欲しい記者との記者会見でのやり取りも然り。誤魔化されないよねー

【危ない】
言葉の意味と重みもそのまま受け止める響だから、例えやジョークが通じず、フツーならしない行動も起こす。2人に対して行ったストーカーのような行動はゾッとする😨

【侮れない】
じゃあ響はフツーじゃないのか?というと友達思いの優しい一面も持っている。それに好きな小説家に会った時の「あなたの小説好き、握手して」からのあの嬉しそうな笑顔😊子供っぽい一面もちゃんとあってアンバランスなところが響の魅力だと思う。

そしてラストも【侮れない】。響の考えることは面白い。本人至って真面目なのがこれまた面白い。


欅坂46ってクールで笑わない、カッコイイアイドルグループですよね。そのセンターを張る平手友梨奈の媚びない感じ、笑わない感じが響にぴったりでした。目ヂカラといい、飛び蹴りといい、ゾクゾク感が堪らない。すっかり響と平手友梨奈の虜です😍


最後にハッとした言葉を。

「つまらないって云うのは構わない

でもちゃんと読んで判断しなさい

そうじゃないと卑怯よ」

これ、映画にも言えますね。否定的なこと言うならまずは観てから。話はそれからよ😊身につまされるわー(笑)いやー私だけじゃないはず(笑)
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