漫画は1巻だけ読んで、というかそこであえてやめといて映画に備えた。初っ端から天才となると小山ゆうの漫画を思い出す。子供の頃、“努力 友情 勝利”で育った身として小山ゆうの漫画にはえらく衝撃を受けた覚えがあり、この漫画にもその匂いは感じた。なるほど平手友梨奈＝鮎喰響というのは評判通りで、部室での振る舞いから記者会見、動物園に至るまでどの響も平手友梨奈であり鮎喰響だった。ここまでピンとくる主演女優が居れば“実写化”という意味では大成功な作品でしょう。欅ファンなので正当な評価は出来ないけど(断言)、青春映画でもなければヒューマンドラマでもないジャンルレスな作品だったけど、文芸書を題材にした作品と考えれば面白い映画だった。響の言葉は僕にも響いた。“ジョニー・デップ主演だからどうせつまらないハズ”なんて言うのはやめようね。ちゃんと観てから批評しましょうw
2018.10.13.
映画館 MOVIX堺シアター11
