お金ってなんなんだろうな。
日々お金に振り回されて生きる自分にとって、この映画は色々考えさせられる映画だった。
3億円が親友とともに失踪したことによって一男が出会った人たちはみなお金に対して違う価値観を持っていた。
お金の価値は人が頭の中で自然と作り出すもの。
お金の価値は日々変わっていくから大事なのは自分自身の価値を高めるということ。
お金は存在そのものに価値がある。
どの価値観が正しいとか間違っているということではない。
ただ、人は確かにお金に振り回されているのはまぎれもない事実。
九十九が探し求めたお金の正体もまたあくまで無数にある正体の1つでしかないかもしれない、でも大事なのはその正体にたどり着くまでのプロセスな気がする。
色んな思いを経験したからこそ彼にしか見つけられない答えがそこにはあった。
お金の正体がなんなのか自分にはまだわからない。
ただ、1つ言えるのは自分も、「お金に振り回される人間」じゃなくて「お金を使える人間」になりたいということ。
そして…
高橋一生は演技がうますぎる。