Filmarks

未来のミライのFilmarksのレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
2.0
自分でもよくないと思いつつ全方位に終始イライラ

4歳児のわがままは仕方ないとしても、声やワードチョイスには違和感しかない。4歳児目線にこだわるならそこもこだわってよ。おおかみこどもは完璧だったじゃん、声。
そして下の子が産まれ上の子が寂しい思いをするというありがちなことに終始気づかない周りの大人にイライラ

とにかくくんちゃん、おかあさん、おとうさんの声が受け付けなさすぎた

ひいじいじ編だけみれた

幼児向け教育番組としてはいいかも

全然関係ないけど、家事育児のできない建築家は子育て家族住宅を設計すべきでないよなあと思った


『未来のミライ』はなぜ4歳児の主人公を終始観察し続けるのか 映画における“公私混同”の是非
・https://realsound.jp/movie/2018/08/post-228773_2.html
「子どもの聞き分けのなさや、自分勝手さへの苛立ちまで追体験させようとする描写も興味深い。もし観客がくんちゃんのわがままな態度に苛立つとすれば、それは監督の意図した部分であろう。」
だろうけど、でっていう。
子どものわがままさなんて自明すぎることをわざわざ追体験させてどうしたかったのかわからん

「〜家族のあり方は旧来的な縛りから解放され、ゆるやかなつながりへと変化していくことが期待されている。家族とは血縁によって自動的に成立するものではなく、家族であることを確かめる作業と、お互いの理解や歩み寄りが必要になるのだと、これらの作品は訴えている。そうした世界的風潮のなか、あくまで血縁を重視したプロットにこだわる点など、見る人にとってはいささか古い印象があるかもしれない。」
ほんそれ。サマーウォーズ大家族の件といい、本作といい、バケモノの子の「家族像」が意図したものでなくたまたまだったのかと疑いたくなるわ。やはり細田作品は作者を信頼てぎない、安心して見れない


この夏屈指のホラー映画 細田守監督「未来のミライ」に見た不気味さの正体
・https://nlab.itmedia.co.jp/nl/amp/1807/28/news017.html
「最大の恐怖は両親だ。彼らはついに最後まで、くんちゃんの意図をくみとろうとしない。夫婦ふたりで「子育てって大変だよね」「君のこういうところよくないよね」「でも私たちがんばってるよね」とゆるやかに慰めあっているだけだ。」
「その二人から愛を与えられずにいる四歳児に、われわれは過去から連綿とつながっているのだ、ゆえに家族というシステムでの役割を自覚しろ、と啓発する本作は、はっきりいえば傲慢な劇薬だ。」
たしかに。子どもにも悪影響ならもう技術面しか見所ないのでは

「しかし「お兄ちゃんだって甘えたいゾ」は「未来のミライ」が1時間半かけても描けていないそれを、たった7分で描き切っている屈指の名作だ。」
クレしんは偉大。

まあ、結論今作はプライベートフィルムでした、と考えれば色々整合性つく、というかそう考えないと整合性つかない感
Filmarks

Filmarks