すぅきくなぁいぃ!
細川守 監督 2018年製作
声優 上白石萌歌、黒木華
試写会に当たりました!
いつもありがとうございますm(_ _*)m゛
また皆さんに叱られるな、こりゃ。
さて……
レビューしなきゃ……
でも……
うーん、つまらん( •́ε•̀ )bu-
はぁ、困ったなぁ。
ひとこと言うと、好きくない( ᵒ̴̶̷̥́ _ᵒ̴̶̷̣̥̀ )
僕は基本的には映画大好きなので、どんな作品でもあまり悪くは書きたくないんですよね……。なので、ずるいことにハマらなかった作品はレビューしない(笑)。
だって、映画評論家じゃないんだから、全部を書く必要はないんだ( ˘ ˘ )ウンウン、カネモラッテナイシ
でも、試写会は別。
一応、タダで観せてもらってるんだし、何か書くのは礼儀かな、と。で、それが面白かったなら、1番いいんだけど、そうじゃない時はしんどいんだよね……。まぁ、素人の個人的見解ということで。
まずは、この映画、ターゲットがよく分からない。
細田守監督が描きたいものを描いたのは分かる。
自分で脚本から何から全て書いてるからね。
自分に2人目の子供が産まれて、そこから着想を得たらしい。それが問題。
僕も子供が2人いて、子育てしましたから、「あるある」に溢れてはいるんだけど、今作は「ないない」にも溢れてるんですよ( ¯−¯ )フッ
嫁と2人で観ましたから、自宅だったら「こんなことあったね~」とか、会話が広がったかなぁとは思うんだよね。「ここはうちとは違うね」とか。その意味では面白かった。
ただ、「ないない」に関しては、ちょっと行き過ぎている。これは親として有り得ないでしょ?とか思う感じもあって、そこがイマイチ入り込めなかったところ。細田監督の思い込みが強い。そこは、作家性の強い監督の難しいところかなぁ。
やっぱり宮崎駿監督のバランス感覚は素晴らしかったよね、と改めて実感です。あの個人的思いの強い「風立ちぬ」でさえ、しっかりと娯楽作としてまとめあげていましたから。
また、ターゲットということでは、本当に細野監督の話を聞いてみたい。
主人公くんちゃんの設定が4歳なので、すごく子供っぽい描写が多く、最初は子供向けかなぁと思ってみていたら(笑い声も聞こえた)、どんどんシュールでホラーになってくる。笑いは消える(笑)
僕の席の前に小学校低学年くらいの女の子とお母さんが座っていたんだけど、途中で「怖い」「こわい~」と言い出して、1度退席して行きました。後ろの方でも子供の泣き声が聞こえたしね。
それって、どうかなぁと思うでしょ?
ストーリー的にも大人向けだと思うんですよね。
ご存知の通り、僕はファンタジー大好きな人間なので、耐性はあるんだけど、これはちょっとなぁ……と思いました。ネタバレになるので、詳細は書けないけどね( ¯−¯ )フッ
あとは声優かなぁ。
今作のメインはみんな俳優さんなんですよ。
主人公のくんちゃんは上白石萌歌ちゃんが声をあてていますが、「君の名は」のお姉ちゃんといい、すっごい姉妹ですね。
でも、残念ながら、今作の声は全く合っていない。
これは選んだ監督の責任だと思う。
タイトルのミライちゃんは黒木華さん。
もちろん、下手ではないんですけどね。
もっと若い声で良かったかなぁ。
他には、星野源に麻生久美子って、そのメンツで実写撮ったほうが良かったんじゃないの?( ¯−¯ )フッ
えっ、役所広司や宮崎美子も出てるの……
実写で……
ラスボスは福山雅治って……
ジッシャデ…
そんなこんなで、なんかとっても残念でした。
嫁の感想が全く同じだったので、そんなに外れてないと思う。
良かったところというと……
主題歌を担当した山下達郎さんかなぁ。
でも、実はこれも良くないと思う。
この曲、すごくいいですよね。
達郎節全開で、ザ・タツロー!
だから、良かったんですよね~、予告編が。
もう、すごく期待した( ˘ ˘ )ウンウン
で、
それがピークかなぁ。
予告編以上のワクワクがない。
タツロー節に騙されるやつだね。
なので、曲はいいのにダメだと思う理由ね。
蛇足で言うと、この設定で「クレヨンしんちゃん」が観たかったなぁ。ミライちゃんはひまわり、くんちゃんはもちろんしんちゃんね。未来から大きくなったひまわりがしんちゃんの元にやって来る。それは楽しそう。それで、お父さんのヒロシやお母さんのミサエが出てたら、かなり面白い話になったかなぁと感じましたよ(⃔ •̀ᵕ•́ )⃕↝
どうです?観たくないですか?