細田守監督、本当にこれでいいの?
まず一番最初に思ったのはくんちゃんの声。あまりにも女の子の声過ぎて違和感。
ストーリー的にはくんちゃんが家族みんなの過去にタイムリープして追体験していく内容なんですが、ただそこで何かを必ずしも得て帰ってくるというわけでもなくて何をしたいのかイマイチよく分からなかったです。着地点としてはみんながいたから今の自分がいるみたいなことなんですが、全体的に盛り上がりにかけますし、一応のクライマックスっぽかった東京駅のシーンもあそこだけ世界観が異なりすぎてはっきり言って浮いてました。
過去と未来とか動物の擬人化とかこれまでの作品で見たことのある設定が多かったですし、細田守の癖も所々で垣間見えて気持ちが悪かったです。
未来のくんちゃん、やっぱり幼少期のわがまま感が高校生?になっても出てましたね。
山下達郎の楽曲、家族の住む家のデザインくらいしか褒めるところがないですが、
初めて自転車に乗れた時とか自分の幼少期を少し思い出せました。