森もり子

未来のミライの森もり子のレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
2.0
総じて好みではなかったです……。

●良かったところ
・福山雅治の声がエロかったです
・映像が綺麗
・主題歌好きです
・正直うるっときた
・終わり方は好き

●悪かったところ
・音がうるさい
終始、子供の声がうるさかったし、エンジン音のところは本当にキツかったです。
まあ見たときの体調もありますね。
・問題の提起と解決が理解できない
雛人形を片付けるとか自転車に乗れないとかいうのは2018年の映画として素朴すぎやしませんか?いや自転車のところ普通に泣きましたけどね!笑
雛人形は未来のミライちゃんが最初に出てくる大切なシーンなので、もう少し意味あるものにして欲しかった。片付けろって言う理由が全くわからなかったのは問題かと。
そんな調子で問題が提示されるんで、毎回何が何を解決したのかが曖昧になってました。
・キャラクターに好感が持てない
基本的にくんちゃんがのワガママによって事件が繰り返されるので、しつこく感じて、正直くんちゃんにイラついてしまった。(しかしあの歳の子供としては分かる範囲のワガママなので、そこにイラついている自分にイラつくという悪循環)
他のキャラクターに関しても、まあリアルだとあんなもんなんだけどやっぱりイラついちゃうんだよなあ。
・不思議な出来事が起こる理由が分からないからストレス。
いやまあ家にあるアレが多分原因というか重要な要素なんでしょうけど、ならもう少しアップで映すみたいな演出出来たのでは……?
・演出が古臭い。
オニババ……カメラの急なアップ……
そして、細田守っぽさが出てた家系図的な空間……え、正直ダサくない?
駅のシーンのチグハグさもすんなりと受け入れられませんでした……。
・そもそもこの映画を貫く価値観に共感できない。
(これが最大の問題であり、これはもう自分の価値観なので仕方ないんですが)家族の形を単に血のつながりで片付けるのは、やっぱり今の時代には相応しくないと思う。
森もり子

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