82saku

未来のミライの82sakuのネタバレレビュー・内容・結末

未来のミライ(2018年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

つまらなかった。
見せ付けられている感じだった。

「幸せな僕たち、私達」を見せ付けられている感が湧いて来て、不快だった。

今までの作品も、
友情、恋愛、家族愛など、
多くの人が普遍的に尊いと感じるであろうテーマを取り扱って来ていた。
それがSFだったりファンタジーであったり、
非現実的な要素と溶け合っていたから、
それらを手に入れられない自分にも届き、
憧れを抱き、
そして共感する事ができた。

だけど、
今回は生身感が強かった。

あの登場人物たちの体温を感じた途端に、
幸せな空気感を無遠慮にぶちまけられた感じがして不快だった。
君たちが幸せな事は分かった。

だけど、、、
自分には関係がない。
そう思ってしまったのだ。

これは、
今までの細田作品や今回の宣伝映像み見て、
「きっと冒険活劇的な…
ううう、楽しみだ!!!」
と期待してしまったから、
肩透かしというか、
当てが外れてがっかりしたのだと思う。

期待したのは自分。
がっかりしたのも自分。
自分が勝手に感じたこと。
仕方ないけど。

他人のノロケを、
金を払って見せられた。
そんな気分。
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