こまだこま

未来のミライのこまだこまのレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
3.7
公開を心待ちにしていた作品。公開後の評価が思いのほかあんまりだったので、どんな作品なんだろうとますます気になっていた。念願のファーストデー✩

個人的にはすごく楽しめた作品だった。時の重なりと家族の系譜。現実では会うことのできない"過去"と"未来"の家族の姿。現在とファンタジーの交差がロマンチックで憧れた。私も、子どもの頃のお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんに会ってみたいなぁ。

あと他の方々も何人か書かれていた通り、子どもが主人公の話だけれど、内容は子どもを持つ親世代向けだと思う。自分は結婚もしていないしもちろん子育て経験もないので、特別にあるキャラクターに感情移入することはなかったなぁ。けど上の子であるくんちゃんの葛藤は共感出来た。
子どもの視点の面白さや子ども特有の発言・発想の愛らしさを存分に堪能できる作品だと思う。クスッと笑みがこぼれて、あとからじんわりと心が温まるそんな映画だった。おすすめです。
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