ピピン

未来のミライのピピンのレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
2.9
自分が子供の頃の感覚を少しだけ思い出せた!
自分の家という狭い社会しか知らない子供達は空想力で成長するのだ。
ちょっとした情報から物凄い事を想像し、経験するのだ。

きっと優れたクリエイターというのは、そういう感覚を大人になっても忘れてない人達なのだろう。

が、しかしこの映画が面白いかと言われると残念ながら面白くない。

各エピソードは悪くないし、細田監督の感性が衰えたというわけでも無い。
そう言う意味では前作「バケモノ」と全く同じ印象。

「おおかみこども」迄とは明らかに違いを感じてしまうのは、脚本に奥寺佐渡子が参加していないからだろう。

細田監督はヒラマキの人なのだと思う。
まとめてくれる脚本家が必要なのだ。
その事に早く気付いて欲しいと願うばかりである。
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