またしても今年ワーストレベルの巨作が出てきてしまった。7月公開のアニメ2本なんで、夏休みキッズorファミリーは木っ端微塵か?
この話に面白さなり目新しさはまるでない。そしてそもそもの目的って何だっけと見失う。ひたすら90分不快どころをつんつん突っついてくる感覚でした。
くんちゃんがムカつくかどうかでいうと、ムカつかないんだけど、それはまだ意識や理性がない状態の子どもだからでしてね。そいつの行動に善悪判断ってのは元々ねえだろってのがベースにあるから、普通に成長しただけやんっていうね。むしろくんちゃんって家ではああだけど他人には割と丁寧に接する、っていう個を使い分ける能力があって人並み以上に有望だと思うけどなあ。これは父母の話に持ってくしかないやろなあと思ったら、ゴミ屑ペアレンツで八方塞がりよ。
そして未来のくんちゃんを登場させるのが一番ないですね。クソとかの感想が一切合切シャットアウトし、ここで全部が虚無になった。
それでも微かな救いポイントとしては、くんちゃんが駅でジュースを飲むところ。あの開け方を覚えてるところと、一人で飯を食える(ジュースだけど)という成長がなんとも泣けるね。これから孤独を覚えていこうな。