ぐりこ

未来のミライのぐりこのレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
2.3
細田監督 最新作。
多くの日本人が憧れる(?)“THE中流家庭”を背景に描く、4歳の男の子のちょびっと成長ファンタジー。

家の記憶、亡くなっている曾祖父の記憶、時に犬になりながら、男の子は時間を超えて旅をする。
最先端アニメーションで描く各時代の画はほんとに美しいし、声優陣はとても豪華だ。

が、お話はというと…
結局のところなんだったろう、と思ってしまった。個人的には、"下の子ができたお兄ちゃん"というポジションとその気持ちには、自分を重ねて十分共感することができたけど、お話としては特に何もなか黙


お話の大半の舞台になる“THE中流家庭”は、庭付き一戸建て、共働き、子供2人目、犬1匹飼ってる、、、絵に描いたように理想的な家庭。
でも、この2018年に共感できる人はどれくらいいるだろうか。一定数の人は思ったことでしょう、「で?」と。


サマーウォーズ、バケモノの子、おおかみこどもとそれぞれ観てきたけど、細田監督の書く本は人を選ぶ。というか、バックグラウンドを選ぶ、気がする。
あ、でも時かけはわりとよかっ…脚本違う人や黙


・・・広告もバンバン打った話題作で期待してた分、ちと辛口すぎたかも。でも、世間様もどうやら同じ感想のようですな(^^;
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