見る前からつまんなそうだなぁ…と思っていた作品。
期待値がめちゃくちゃ低かったからか、思ったより面白かったです。
ほかの細田守監督作品のように、時をかける少女は出てこないし、バケモノはもちろん、おおかみこどもも出てきません。
普通の家族の、(少し不思議な)普通の話です。
今までの作品から、細田守=壮大な話
を連想してしまう人はこの映画で肩透かしを食らってしまうかもしれません。
個人的にはそんな普通な話が結構お気に入りでした。
それは主人公のくんちゃん同様、自分が兄貴だからなのが大きい理由です(笑)
この映画でくんちゃんが妹にしていた行動が本当に小さかった頃の自分にいくつかマッチしていたんです
うわ、僕もこれやってたなぁ…と共感できる部分があったことは、素直に楽しめました
過去や未来の人物に出会い、くんちゃん自身が成長していく…というストーリーもいいと思いました。
しかし成長したという「結果」はいいんだけど、その「過程」が少し微妙。
ストーリーのコンセプトはいいと思ったけどインパクトや説得力に欠けていました。
あと(これが一番言いたい)くんちゃんの声優がキモい。
絶対同じくらいの年頃の男の子使った方が良かったよ。
終始違和感でしたよ、マジで。
これ絶対声優違かったら世間からの評価も少しは違かった気がする
惜しいね色々。。
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[この映画のBest俳優]
星野源(好きなだけ)
[脚本面]☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆