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未来のミライのすごいものレビュー・感想・評価

未来のミライ(2018年製作の映画)
3.2
不自由さの恐怖

妹が産まれて自分の立場が危ぶまれるお兄ちゃん。入社2年目の自分も、新入社員に先輩社員たちが集まっているのを見て複雑な思いだ。成人した大人がコレなんだから。子どもは相当堪えるだろう。主人公は幼稚園児だ。受け止められる筈がない。

主人公は家族の思い出に触れ、家族の立ち振る舞いや考え方に影響され大人になっていく。

主人公は終盤、家に帰れなくなる事態に陥る。子どもの頃は隣の街であっても1人になれば家に帰ることが出来ずにパニックになってしまう。そんな時にみる見知らぬ大人たちは冷たい感じがして怖かった。いつからか意識しなくなり、忘れていた怖さ。
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