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15時17分、パリ行きの理事長のレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.4
✒️作品情報
『15時17分、パリ行き』は、2018年のアメリカの伝記映画。
2015年8月21日に高速鉄道タリス内で発生したタリス銃乱射事件と事件に立ち向かった3人の若者を描く。
主演の3人は、実際にタリス銃乱射事件に巻き込まれた3人を本人役として起用している。
キャッチコピーは『その時、3人の若者が乗ったのは運命の列車だった。』


✒️感想
本作は、事件の当事者を本人役としてメインキャストに起用するという、何とも大胆なキャスティングで作られた😳

演技においては当然素人とも言えるような人なんだけど、映像角度の工夫とか、ストーリーの構成などで、違和感なく物語が進むようにしているのはクリントの手腕だと思う👍

そしてこの映画のメインはタリス銃乱射事件ではなく、巻き込まれた3人の青年時代のストーリー。
このストーリーがあって、こうなったんですよという構成なので、ドラマorアクションというようなジャンルと言うよりは、エンタメに振り切ったドキュメンタリーというような感じかなと🤔

ただこの映画を見ていて、果たして当事者を起用して製作する必要性があったか?と言われると、鑑賞した限りその必要性は感じられなかった😅
当事者でないと分からないことも多少はあるかもしれない。
それでも当事者を混じえて、話を聞きながら、演技のプロに演じてもらった方が、もっと面白い作品に仕上がったんじゃないか?と思った🤔
キャスティングの話題性は失われるけどね😅


✒️あらすじ
2015年8月21日、554人の客が乗るアムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリスに、武装したイスラム過激派の男が乗り込み無差別テロを企てる。乗客たちが恐怖に凍り付く中、旅行中で偶然乗り合わせていたアメリカ空軍兵スペンサー・ストーンとオレゴン州兵アレク・スカラトス、二人の友人の大学生アンソニー・サドラーが犯人に立ち向かう...
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