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15時17分、パリ行きのwanboのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.0
Filmarks応募の試写会にて観賞。
2015年にヨーロッパ内の列車で実際に起きたテロ事件を、当時実際に列車内いた人達がそのまま俳優として演じるという、なんとも挑戦的な映画。
なので当然、主要俳優は全員素人同然ですが(笑)、そんな彼らをスクリーンで使えるのもイーストウッドだからこそ成し得ること…

映画自体は、列車の中でどんなことが起きたのかみたいな、「ユナイテッド93」とかその辺のテロの詳細をじっくり描くような映画ではなく、テロに出くわしてそれを食い止めた若者3人の自伝映画のようなもの。
自分は事前に町山智浩さんの解説を聞いてたので、見る前から自伝映画のようなものだろうなというのを知ってたから良かったものの、「ユナイテッド93」とかのノリで見に行くと「金返せ!」ってなりそう…
テロシーンは全体のほんの数分なので>_<
テロを扱ったノンフィクション映画ではあるものの、映画の系色としては「フルートベール駅で」とかに近いかも。
だいぶ好き嫌い分かれると思います。
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