吉田ジャスティスカツヲ

15時17分、パリ行きの吉田ジャスティスカツヲのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
4.7
すごく当たり前のことを申し上げますが…
【いま行っていることが未来へ繋がる】のだなぁとつくづく思いました。


イーストウッド監督が今回狙ったことは【どこにでもいる人間が】日常を送るなかで想定外の大事件に遭遇した瞬間の対応を描くことでした。

プロの俳優を使ってこの映画を観たかったという他のレビュアーさんのご意見もごもっともですが、それだといつもの英雄譚になってしまいますし…
【トムハンクスやブラッドリークーパーを起用しかねない】美化、誇張され過ぎてしまいますねw
私ゃそんな突き抜けた映画だって好きですから。

スペンサーがあんなに頑張って身体づくりをして、目的だった軍の部隊に入れなかったことを嘆くシーン。
その彼の未来を知っている私は『その行い、決して無駄にはならないよ👍』と言いたいです。


それにしても監督に『あの時の恐怖を再現するからマジでやって』と言われた主役3人はどんな気持ちだったのでしょう?

もしも私だったら、舞台に立った瞬間に吐きそう🤮になると思います。