kyohei

15時17分、パリ行きのkyoheiのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
4.5
実話系の話が好きな自分には、とても満足できる作品でした。

おそらく本当にあった事件の実在の人物を実在の人物がそのまま演じて、それが作品となって公開されるなんてイーストウッド監督ぐらいにしかできないのではないでしょうか…

構えられた銃に向かって突進していくなんて本当の勇気がないとできないのではと思いましたし、なんか人の為に、誰かの為に行動することの大切さを持つことが良いのではと思いましたね。

少年時代のそんなにイケテいない感じ、若干イジメ受けている感じに若干共感。
普通の人達の話しなんだなぁと思いました。(スタンドバイミー、イットみたいな感じの少年時代)
別れのシーンは感動。
我が子を守るシングルマザーの母親達の先生とのやり取りも良い。

本人達が出演の青年場面も自分を変えるためにトレーニングしたり(ビリーバーの音楽に乗って)、軍隊に入ってのいろいろある感じは、普通の若者ですよ。
寝坊したりドジしたり…)

そしてヨーロッパ旅行、イタリアのローンやベネチア(ローマの休日現在版)、ドイツのベルリン(帰ってきたヒトラーを思い出した…)をなどをまわる…運命にみちびかれているとすればの話しのくだりは深いような気がする。
思えば、この事件を防げたのは、観光地でセルフィーして、前日にクラブて踊って、二日酔いになるまで飲んだ…
そんな彼らが偶然乗った列車で事件を防ぐなんて、人生運命みたいなものあるのかなぁと思えました。

ラストの実際のフランス大統領との映像との映画との組み合わせは見事だった。
kyohei

kyohei