サムカワ

15時17分、パリ行きのサムカワのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
5.0
すべては偶然が積み重なった先にある必然なんだな〜。



これまた今年ベスト級

すっげぇ変な映画だけど、すっげぇストレートな映画でした!

主演の3人や、その他の乗客がご本人かつ、色んなものがホンモノ!

そして何気ない日常(特に中盤)の積み重ねが、クライマックスのご都合主義的展開に
「いや、でも事実だし」と、絶対的説得力を持たせている。
という、これ以外考えられない本件の映画化する上でのスタイルでしたよ!
とはいえ、こんな手法誰も思いつかんだろ……。


イーストウッドは映画界でもはや神よりも優れた謎の存在です。もはや怖い。

こんなに"映画"という媒体の持つ特性やマジックについて何度も考えさせられた作品はないですよ。

もう現実と映画の境界線がグッチョングッチョンにされててクラクラさせられますし、それでいて本件の事実としての衝撃と感動に、見事にぶちのめされました。

なんかもうエンドロール中 ずっとどこから来たかわからない感動で涙が止まりませんでしたよ。

ちょっとこりゃまた観ないと……。

出てくる女性 全員美人だし可愛いです。
あと予告でカッコよく廊下走るシーンが、本編だとダサくて最高!
サムカワ

サムカワ