なみつ

15時17分、パリ行きのなみつのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.7
好きです。
ほんとうにあった話。なにが、なんで好きなのか、言葉で表すのがけっこう難しいな。

普通なら世界仰天ニュース案件なんだろうなあ。「あまりの出来事に、一瞬我を忘れるスペンサー」みたいなナレーション付で見るような出来事を、こういう形で体験するというのはなんともいえず、なんだろう、すごくふしぎ(語彙…)。知れてよかった、というのもあるし、事件の部分たけでなく、若者達の男旅を覗きこめたのも楽しかった。観る前に「大半過去の話」というレビューを見てなかったら、少し肩透かし感はあったかもしれないけど。

【いろいろ思ったこと】
・スペンサー君は、まるでバズ・ライトイヤーが画面から出てきたようだった。見た目だけでなく。
・女性が皆とにかくかわいい…ありがとう、伝わります。
・小学生の趣味がサバゲーとか、職業として「軍人」という選択肢がある社会って頭でわかってはいてもやっぱり、いまだに実感を伴っては想像つかないなあ…それとも、ちょっと変わった子どもだよ、ということだったのかな。
・校長室にめっちゃ軽々と呼ばれる。
・インスタ映え。instagram worthy らしいですよ!!はーーーーん
・人間は殴ってもなかなか倒れない。死ぬ覚悟をしてる輩ならなおさら。マンガとかでよくある、鳩尾に一発!とか、首に手刀!とかですっと気絶するのはファンタジーなんだなあとしみじみ思う。それはそれで好きですが。
・イタリアがー!!行ったことある場所がたくさんでテンションが上がった。トレビの泉の工事は終わってた。
・「さりげない写真」という訳がすごく新鮮で好きだった。なんて言ってたかわからなかったけど、どの単語だと「さりげない」になるんだろ?「自然な」とかになりそうなのに。
・今回の好き、というかぐっさりきたセリフ。「できないとは言わない。でもお前は『やらない』」
・アレクの胸筋にどうしても目が行ってしまうのはわたしだけでしょうか、、、
なみつ

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