何もかもが究極的

15時17分、パリ行きの何もかもが究極的のレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
2.5
政治色が濃い。自国の兵士が他国から賞賛されることを、イデオロギーの賞賛として描いている。
またテロリストのバックボーンどころか顔もまともに写さない点も、観客に迷いなく勧善懲悪劇を見せる仕掛けとは言え、米国のエゴが見え隠れする。
テロリストを生む原因を作った欧米が、
それは棚上げして時代錯誤なプロパガンダ映画を作っている。狂気すら感じる。