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15時17分、パリ行きのgogotakechangのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.8
「イーストウッドは攻めているらしいですよ」
先日、『15時17分、パリ行き』について友人から聞いた話。
何がどう攻めているのか詳しくは聞かなかったが、見た上であらためて思った。
「イーストウッドは攻めている!」

なんか星条旗をはためかせて突っ走る暴走機関車の如きイーストウッド。エンドマークのあとに"I want you!"と、第一次世界大戦時の米国募兵ポスターのキャッチコピーが出てくるんじゃないかと思った。

見終わった感想は「なんじゃこりゃ?」

この作品は一体何の布石なのか?
世界中で"きな臭い"雰囲気が漂う中、あえてこんな"攻めた"作品をぶっ込んでくるイーストウッドは、やはりとんでもない存在なのだ。

もうやりたい放題。

当事者をカメラの前に連れ出して事件を再現するという離れ業に、映画のさらなる開拓の萌芽が宿っているのか?

ワタシにはチトわからない。
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