marina

15時17分、パリ行きのmarinaのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
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ドキュメンタリーではないし、フィクションとノンフィクションの間というか…監督なかなかお年召されてるのに新鮮な感覚を持っててすごいなーとまず思います。

前半の生い立ちや学んだこと、少しむさい男旅などの一つ一つのシーンでの決断が最後の奇跡に繋がっているし、遠回りかも知れないし、自分が1番やりたかったことではなかったかも知れないけど経験が全て活かされていくんだと感じました。
例えば自分が同じ立場だったら、パリに向かうことを後悔したと思う、行かなかったら行かなかったで、あぁラッキーだったなとも思うだろうし。電車に乗っていたら彼らのように容疑者に向かっていく勇気はまず無い。もし柔術や応急救護をやっててもすぐに身体が動かないと思う。だからあの場に米軍兵がいて良かったとかじゃなくて、身を呈して守る勇気を持った人がいたっていうのが1番の奇跡だと思います。
彼らの勇気を見ると、平和ボケしてる自分がいるのがわかります。軍隊とか銃とか知らないで育ったってのもあるからかな?これを映画として観て、自分の知らないところで起きている事実として知らせてくれるのはすごいです。ヒーローの伝記としても素晴らしい。
役者さん、ご本人とは聞いていたけど、撃たれたマークさんご夫妻までご本人とはビックリ…