Seika

15時17分、パリ行きのSeikaのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.7
うん、たしかに
幼少期の話とかアレクの気になるドイツの子の話とかヴェネチアで出てきたLA出身のリサとかの件はまあ、なくて良いよね。笑

でも、同じようにEurailpass使って欧州諸国を何回も、いろんな時期に列車で周遊してた身としては、その数ヶ月後に欧州にいたのに、その事後で体感する感じよりも、ニュースで見るよりもずっと現実味があって、冷やっとした。

一般市民って言ったら結構違和感だけど、
スペンサーのあの過去の背景がちょっとでも違ったら倒せてなかったし、死傷者は増えてたかも。って事を伝えたかったんだろうな

パリってどうなの?いくべき?どう?
って周囲に聞いた上での選択だったけど、違う選択をしてたら、違う結果だったかもしれない。
最後の演説で犯人が持つ薬莢の数を聞いて本当に恐ろしくなった。

イーストウッドはきっとそんな偶然性も伝えたかったんだろうな。
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