下書きに残してたやつ。映画館で見たので2ヶ月くらい前。
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事件のことを詳しく知らなかったので、予告編ちらっと見ただけでハラハラドキドキの映画をイメージしてたけど、映画自体はすごくのんびりしてた、最後以外は。
終わった瞬間は、「え、もう終わり?!まあでも…ノンフィクションやしそんなもんか…人が死んで悲しくなって…ってパターンばっかじゃないよな…それを期待する方が野暮か…」ってなってちょっともやもやしながら帰った。
でも家に帰って2時間くらい考えてたら、、余韻がすごい。これめっちゃいい映画なんじゃないか、、。
一般人の彼らが、"行動する"、という一瞬の判断を下すことができたのはこれまでどういう考えのもとで生きてきたからなのか。
彼らは最初からヒーローじゃなくてあくまで一般人。みんなほどほどにつらいことを経験し、ほどほどの幸せを感じて生きているだけ。
でも大事な局面で即座に行動を起こし、人を救うことができた。また、長い人生のうちで行動を起こすべき瞬間はほんの一瞬だった。
その一瞬に対する長い描写で人生を投影している。
あっという間に過ぎて行くストーリーが人生のフラッシュバックみたいで感慨深かった。