maki

15時17分、パリ行きのmakiのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.5
戦争ごっこにハシャギいつかは自分も
戦場へ行きたいと
夢見る子供達にエアガンとはいえ
将来銃を持つ大人になるのか?

と何とも言えない不安と危機感を
感じていましたが

そんな単純な話ではなくて
安易な想像した自分が情けないです

子供の頃の過ちに責任と後悔に対して
純粋過ぎるまでの祈りの姿が

後々起こる事件に繋がったあの
瞬間

人の善行に対する姿勢、気持ち
魂、生き様に胸打たれました。

予告だけだと事件がメインに見えるが
それに至るまでの過程が丁寧に
子供から立派な大人へと成長する
姿が描かれています。

夢見た仲間たちとの友情と
鍛えあげた努力の結晶

あの数分に全てが詰まっていて
親友の言葉が響きます。

大事なのは場所じゃない生き様だと

観終わって実話であるだけじゃなく
本人たちが演じてると聞いて
驚き!
更に奥深く熱い作品になりました。

それにしてもフランス人気ないのね
maki

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