ichi

15時17分、パリ行きのichiのレビュー・感想・評価

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)
3.8
カルフォルニアの仲良し3人組。
彼らが大人になり、人生に一度の旅行とヨーロッパへ行く。
アムステルダムからパリへ向かう列車でテロリストと遭遇。
勇気を持って立ち向かい制圧し、銃で撃たれた人の応急処置をする。
彼らはそれぞれ偉大な勲章を得て地元のヒーローになる。

主人公やその仲間は至ってふつうの人だった。
むしろ少年時代は悪ガキというレッテルを貼られ教師から煙たがれる存在だった。

主人公は努力もしたことなくなにかを達成したこともなかったが、人を救いたいという気持ちから奮起し、軍隊に入隊する。
しかし、自分の望んでた部隊に入れず一年の努力はなんだったんだと挫折を味わう。
かれは部隊の中でも落ちこぼれ組になったがそこで腐らず努力をし続けた。

彼の祈りが印象的だった。
平和の道具になれるようにとは素晴らしい精神だと思った。
クリスチャンの精神。
努力は時に自分が思っても見なかったところに繋がり活きてくる。
自分も努力しようと思った。
主人公が身近に感じることができたからこそ希望や勇気を強くかんじることができた。

誰にでもヒーローになれる。
努力と行動で。
そんなことを教えてくれた。
ichi

ichi